
令和7年10月12日(日)、秋田市の協働大町ビルにおいて、令和7年度秋田県書道連盟実技研修会が開催されました。本研修会は会員の研鑽を目的として毎年実施されており、本年度は「仮名部門」と「詩文書(調和体)部門」の2講座で行われました。
「仮名部門」(講師・小松紫峯氏)では、古筆の臨書を通して線質や余白の美について理解を深め、「詩文書(調和体)部門」(講師・佐々木青爛氏)では、現代詩文を題材とした作品制作に取り組み、用筆・構成・表現の多様性について学びました。受講者はそれぞれの課題に真摯に向き合い、講師の指導のもと、終始熱心に筆を運んでいました。
本研修会は、研修部の企画・運営により実施されたものであり、参加者にとって有意義な学びの場となりました。今後も書の技術と感性の向上を目的とした研修事業を継続していく予定です。

熱心な講習風景

講師の模範揮毫を真剣に見つめる参加者